パラコア用のストッパー (2004年12月7日)
口径比の小さなニュートン式反射望遠鏡で星野を撮影する時、写野周辺の
コマ収差が大きくなるのが悩ましいところです。

明るいですから、短時間の露光ですむのですが、写野周辺の星像が流れて
しまうのはちょっと・・・

パラコアは、18mm のイメージサークル内は収差を許容範囲に治めてくれる
のですが、レンズの後面から 56mm±3mm という制約があります。

私が使っているカメラは ST-10XME に CFW8A を直付けしたもので、Tネジ
から CCD 面までの距離は 43mm になります。13mm 足りません。

そこで、以下のように、既成のパーツで接続用リングを組み立ててみました。

接続用リングの光路長はちょうど 13mm となり、ぴったりです。
また、パラコアのイメージサークル内に ST-10XME の CCD サイズが
治まります (ギリギリですが・・・苦笑)。

パアコアを付けた ST-10XME + CFW8A は以下のような感じになります。

後は望遠鏡につなげばちょうど良いはずなのですが・・・

このあたりが、鏡筒内にドローチューブが出ず、ほぼ焦点が合っている位置
になります。

意外とコンパクトで、接眼部への負荷も小さそうに見えるかと思います。
その通りなのでした。50mm 長かったら接眼部への負荷も大きくなります。

パラコアを少し抜き出しています。しかし、延長筒を介在させると鏡筒内に
ドローチューブがはみ出し、主鏡に陰を作ってしまいます。

しかし、どこか不安定ですね。2インチバレルにストッパーを付けてみました。

だいぶ安定した感じになりましたが、カメラを回転させた時のズレが
心配です。短焦点になると、ピント位置が厳しくなりますから。

レンズ後面からストッパーの前端までの長さを測ってみると、24mmです。
これは、ボーグの 20mm・2インチホルダーとほぼ同じ長さです。ネジ込みの
部分がちょうど良い寸法になっています。

通常の使用とは逆方向に、パラコアのバレルに差し込んでみると・・・

何だか、急にぴったりの感じになってきました (微笑)。

そして、接眼部に取り付けてみます。

パラコアのバレルが短くなった分、固定の強度が心配になるところですが、
この状態でガタは全くありません。ドローチューブを固定し、カメラを少し
揺すると、鏡筒が揺れます。

カメラを回転させてもピント位置に違いが出ませんから、特に心配はないの
ですが、パラコアに延長バレルを追加して、ドローチューブより少し短い
くらいの長さに調整すれば、更に安定するでしょう。


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